妊娠3ヵ月はつわりが本格化する人が多い時期。
吐き気や倦怠感で思うように食事が出来ず、赤ちゃんがしっかり育っているか心配に感じる妊婦さんも多いのではないでしょうか。
まさしく私自身もその一人で、毎日エコー画像を見ながら検索魔になり、不安な日々を送っていました…。
そこで今回は、無事に出産できた時のエコー画像(妊娠3ヵ月)を週別にまとめます。そのとき不安に感じてクリニックへ相談していたことや、妊娠初期症状なども併せてご紹介します。
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妊娠8週(8w6d)
胎芽から胎児に!胎児サイズは1.91㎝
妊娠8週(8w6d)のエコー画像を貼ります↓
8週になると、呼び方が胎芽から「胎児」になるそうです。
この時の胎児サイズは1.91㎝。
この頃から、胎児の頭と手足がなんとなく分かるようになり、とても感動したのを覚えています。しかもエコーのモニターを見ると手足がパタパタ動いていて、もう可愛すぎて既にデレデレでした(笑)
つわりが本格化する
8週になるとつわりが更に悪化し、日常生活にも支障が出てきました。
7週までは何かを食べれば何とか乗り切れるレベルの食べづわりでしたが、この時は食べても吐き気が改善せず、常に涙目状態…。しかも会社の大切な試験も重なり、もう辛すぎて試験内容はほぼ覚えていません…(泣)
ビタミンAの摂り過ぎに不安になる
妊娠初期にビタミンAを過剰に摂り過ぎると赤ちゃんに問題が生じる懸念があるらしいのですが、この時私が好んで飲んでたゼリー飲料にはビタミンAが多く含まれていました。そのことに気づいた時には、既に1週間で10本ほど摂取してしまっていたのです…。(つわり中、ゼリー飲料は飲みやすかったのです…)
不安で仕方なかった私はまたもやクリニックへ相談したところ「ゼリーの摂取頻度は多くても1日2本程度とのことだし、サプリメントなどでの多量摂取でなければさほど心配はないと思う」とのことでした。(そして結果的に先生のおっしゃる通り、産後赤ちゃんに問題はありませんでした)
※妊娠中のビタミンAは過剰摂取が良くないだけで、適度な摂取は必要なようです。
妊娠10週(10w0d)
胎児のサイズは2.73㎝
さっそく妊娠10週(10w0d)のエコー画像を貼ります↓
この時の胎児サイズは2.73cm。
妊娠10週の胎児サイズは3㎝程度らしいので、平均に近い大きさだったのかなと思います。
妊娠10週になると臓器ができはじめ、男女の違いも出てくるそうです。(まだそこまではエコーで確認できませんが…)
出産した子は女の子だったのですが、この時にはもう女の子になりつつあったんだと思うとなんだか不思議な気持ちになります笑
見た目に関しては、素人目には8週との違いはよく分かりませんでした…泣
強いて言えば、頭の比率が少し大きくなったように感じました。
初めて心拍音を聞く
10週の妊婦健診で、初めて心拍音を聞かせてもらいました↓
初めてこの心拍エコーを見た時「なんだか波が均一じゃない部分があるけど、まさか不整脈…?」と不安になり先生に質問したところ、この程度は正常の範疇なので気にしなくて良いそうです。
つわりでゼリーが主食の日々
この時期はつわりが更に悪化してきて、吐き気で食べられないものが増えてきた時期でした。
これなら食べられそうと思ってチャレンジしても、その数時間後に気分が悪くなってしまうことが多く、私の場合ゼリーが一番食べやすい食べ物でした。そして気づけば私の主食はゼリー飲料に。
「ちゃんとごはん食べられていないけど、赤ちゃんしっかり育っているかなぁ…」と不安で仕方ない日々…。
ですがクリニックで相談したところ、「それが不思議と育つんです。大丈夫。ただし全く食べれないようだったら点滴するので連絡くださいね。」とのこと。確かに妊婦健診のたびに赤ちゃんはしっかりと成長してくれていました。
妊娠11週(11w0d)
胎児のサイズは3.93㎝
妊娠11週(11w1d)のエコー画像を貼ります↓
この時の胎児サイズは3.94㎝。
妊娠11週の胎児サイズは4~5㎝程度らしいので、この時も平均に近い大きさだったのかなと思います。
11週になると、胎嚢の大きさに対して赤ちゃんが窮屈になってきた印象を持ちました。流産してしまった時はここまで育たなかったので、エコーを見た時とても嬉しかったのを覚えています。
頭の形に不安を感じる
11週では、初めて頭部のサイズを計測してもらいました↓
この時の頭部の大きさは1.69㎝。
ほとんど平均程度で大きさについては不安は無かったのですが、エコー写真を見た時「なんだか頭の形が少しいびつで不鮮明では…?」と心配になりました。
その時のエコー画像を拡大しました↓
ネットで脳が露出してしまう胎児の疾患を見たことがあったので「まさか…」と非常に不安になりました。
クリニックでその可能性について質問してみたところ「明らかに気になる所見はないと思います。私が見た感じは正常だと思いますけど…。」とのことで、実際に生まれてきた子に頭や脳の疾患はありませんでした。
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つわり症状がピークに達する
私の場合、妊娠10週はつわりがピークの時期でした。常に強い吐き気に襲われ「もう生きているのが辛い…」と思うほどに心身がやられていました。
そんな状態での都心への通勤やフル勤務は正直地獄のような日々でした。更にこのタイミングで大切な試験と自宅の引っ越しまで重なってしまい…。昔の上司に「人生の重要な節目っていうのは、不思議と色々重なることがあるんだよね」と言われたことがありましたが、まさしくといった感じでした。
「こんなに身体に鞭打って、赤ちゃんは大丈夫だろうか…」という不安でいっぱいだったのを覚えています。
今となっては「あの時もっと休めば良かった!」と思っています。
仕事は大切だし、社会人として周りに迷惑をかけられないと思うのは、当然の意識だと思います。しかし、仕事は代わりを見つけることが出来たとしても、お腹の赤ちゃんのお母さんが出来るのは「私」だけなのです。
とは言え休みづらい職場もあると思いますし、職種によってどうしても休めない場合もいるかと思いますが、世の中の妊婦さんたちが辛い時はゆっくり休める社会になればいいなと強く思います。
まとめ
妊娠3ヵ月の時は、つわりの食欲不振は赤ちゃんへ悪影響がないか、赤ちゃんの頭の形に問題はないかなど、妊娠2ヵ月の時とはまた違った不安を日々抱いていました。ですが最終的にこの時の妊娠は問題なく出産まで迎えることが出来ました。
健診で少しでも心配なことがあれば、皆様もクリニックへご相談されることをおすすめします。(私は専門の方々にバンバン質問しまくったことが、一番の安心に繋がりました)
今回の記事が、少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
※妊娠2ヵ月・4ヵ月の胎児エコーは↓の記事にまとめています。
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