【計画無痛分娩レポ】東京衛生病院での出産!入院~出産までの時系列まとめ

無痛分娩・産褥期

私は東京衛生病院の計画無痛分娩にて第一子を出産しました。

初めての出産だった私は「無痛分娩ってお産の進みが遅いのかな」「麻酔が効かなかったらどうしよう」「当日は水分や食事がNGだけど空腹は耐えられるの?」など、不安な気持ちでいっぱいでした。

そこで今回は、私が東京衛生病院で行った計画無痛分娩の入院~出産までの記録を時系列でまとめました。お産の流れは人それぞれ異なりますが、無痛分娩を検討したり今後控えている方々へ少しでも参考になれば幸いです。

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東京衛生病院の計画無痛分娩の特徴

東京衛生病院は無痛分娩が有名な病院。45年以上も無痛分娩を続け豊富な経験があるという安心感があり、この病院に決めました。東京衛生病院の無痛分娩の特徴は下記の通りです。

◎無痛分娩を選ぶ人のほとんどが計画分娩
◎計画予定日の前日に入院
◎子宮口を開かせる目的でミニメトロを挿入
初めは陣痛に耐え、子宮口4~5㎝まで開いたら麻酔開始

無痛分娩に無知だった私は、てっきり無痛分娩は言葉の通り〝無痛〟だと思い込んでいました。なのでミニメトロの挿入や、子宮口4~5㎝までは麻酔が入らないという話を聞いた時「え、じゃあ結局痛いの?でもそれってどれくらい痛いの?」と非常に不安になったのを覚えています。

結果的に、痛みの度合いとしては「陣痛は結構痛かったけど、普通分娩と比べたら多分相当マシ」といった感じでした。ここからは、その時の流れを時系列でまとめていきます。

入院~出産までの時系列

予定日の前日

12:00 自宅で入院前最後のランチ

もりもり食べて、水分もしっかりとりました。(13:00以降は飲食NGのため)
「もう妊婦最終日だし体重制限は気にしなくていいや!」と思い、デザートにアイスクリームまで食べました。(そしてこの日の夜、便が溜まり下剤をもらうことに…。)

13:00 ここからは飲食NG

数時間後に麻酔が効くがテストするため、13:00以降は夕食まで飲食NGになります。
この時期は妊娠の影響で空腹になりやすかったので不安でしたが意外と耐えられました。

14:30 自宅を出発し病院へ向かう

主人に車で送ってもらいました。

15:30 病院に到着

総合受付に助産師さんが迎えてきてくれて、入院バッグを産科病棟まで運んでくれました。
そして分娩予備室(個室)へ案内される。ガウンに着替え、点滴の管を血管に挿入。(これは地味に痛かったです…)

16:45 背中に麻酔のチューブを挿入

これはあまり痛みがない人が多いそうなのですが、私の場合は結構辛かったです…。
と言うのも、硬膜外麻酔針は少しでも位置がズレると危険な処置らしいのですが、私は麻酔針挿入時にくすぐったくて刺した瞬間少し動いてしまいました。その時恐らく神経に触れてしまったのか、今までに感じたことのない物凄く不快な痛みに襲われ、汗がダクダク止まりませんでした…。

17:00 テストの麻酔がスタート

寝返りを打ちながら、助産師さんが麻酔の効きをチェックしてくれます。だんだんと足の感覚が無くなってきたのを確認し、麻酔テストは終了となりました。

18:00 子宮口を開かせるためミニメトロを挿入

直前の麻酔チューブの処置がトラウマでかなりびびっていましたが、これはあまり痛くはありませんでした。「え、これで終わり?」という感じでした(笑)

18:40 夕食

これ以降は出産するまで食事はありません。なので噛みしめて食べました(笑)
ちなみに衛生病院の入院食はベジタリアン。その時の食事は↓です。

献立は下記の内容でした。

・沖縄風炊き込みご飯
・味噌室 豆腐・ねぎ
・麩チャンプルー
・もずくの三杯酢
・マンゴープリン

とても美味しかったのですが、妊娠中食欲が超旺盛だった私にベジタリアンは少し物足りない感じでした…。

20:00 座薬を入れてもらって排便

この日必ず排便をするように指導されるのですが、どうしても出なかった私は看護師さんに座薬を入れてもらいました。(恥ずかしかった…)
私は座薬挿入後に割とすぐ排便できたのですが、それでも出ない方は浣腸の処置をすることになるそうです。

20:30 歯磨き、洗顔、おしぼりで体を拭く

分娩予備室は個室なので、自分のペースで自由に過ごすことができました。

21:00 ゆっくりテレビ鑑賞

ベッドの上にモニターテレビが設置されているので、ごろごろしながら見ることが出来ました。ですが、大好きなクレイジージャーニーを見ていたものの、明日に控える出産に緊張しすぎて全然内容が頭に入ってきませんでした(笑)

21:45 破水のチェック

少し水っぽいものが出た気がしたので、念のため診てもらいました。ミニメトロを挿入すると、そのまま破水に繋がる方もいるそうなのですが、私の場合ただのおりものでした…(笑)

22:00 消灯

電気が消されます。明日の出産に緊張して眠れないかも…と看護師さんに相談したところ、眠剤を処方していただき、その後すぐに寝れました。

深夜 何度もトイレで起きる

トイレはベッドがある分娩予備室にはなく、部屋を出て向かいにありました。この時、少量の出血がありました。(恐らくミニメトロの影響)

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予定日当日

5:00 起床

寝起きのトイレでまた出血。この時は結構な血の量でびっくりしました。

5:40 麻酔と陣痛促進剤の投与開始

この麻酔は後ほど人口破水をするための麻酔なので、破水後にいったん止めるとの説明がありました。(お産の進みを緩めないため)

6:50 人口破水

割と一瞬でした。器具を入れられる圧迫感は少し怖かったですが、麻酔が効いていたので痛みはほぼ無しそして破水完了と同時に麻酔が止められた

ので、いつ陣痛の痛みが来るのかびくびくしていました…。

8:00 生理痛のような痛みが始まる

まだ我慢できる程度です。生理だったら痛み止めを飲まないでも我慢できるレベル。

10:00 痛みが増してくる

生理だったら痛み止めを飲みたくなるくらいまで痛みが強くなってきました。でもまだぎりぎり耐えられるレベル。

10:30 痛みが我慢できなくなりナースコール

痛みが我慢できないレベルに達したので、助産師さんによる子宮口チェック。まだ2㎝くらいしか開いていないとのことで、麻酔入れてもらえず…。ですが女神のように優しい助産師さんが腰をさすってくれたのでなんとか耐えられました。

11:00 急激に痛みが強くなる

これが陣痛か!!と感じる急激な痛みに襲われました。ナースコールで助産師さんを呼び、改めて子宮口チェック。4㎝くらい開いていそうとのことで、先生による確認の上、麻酔を再開してもらえることに。

11:10 麻酔再開

とは言え、麻酔はすぐ効く訳ではないのでまだ痛い状態は続く…(泣)

11:25 痛みが和らいでくる

この時には、スマホをいじれるくらいまで回復していました。(でもまだ少し痛かった)

11:30 子宮口が6㎝くらいまで開く

麻酔を入れるとお産の進みが鈍くなる場合があると聞かされていたのですが、意外と進みが早くてテンションが上がりました。

11:45 吐く(泣)

もともと麻酔で気分が悪くなりやすい体質なのですが、この時も吐いてしまいました…。ですが主治医の先生によると、無痛分娩の麻酔で吐く人はあまりいないらしいので、私はレアパターンだったと思います(泣)

12:00 もうすぐ子宮口が全開と言われ、主人を呼ぶ

ちょっとさっきまで子宮口6㎝だったのに、もうすぐ全開と言われて軽くテンパりました。笑
この時はまだぎりぎりコロナの規制があり、家族の立ち合いは出産のタイミングのみOK。そのため、生まれる直前になったら電話で呼び出すというスタイルでした。自宅~病院は車で30分程度でしたが、正直間に合うかドキドキしていました…。

12:30 一部麻酔が効いていないことに気づく

「なんだか左太ももの内側だけ痛いかも…」と気づいたのがこのタイミング。右の太ももはつねると痛いけど、左の太ももはつねったら普通に痛かったのです。焦って助産師さんに相談したところ、

神経に上手く入っていない可能性がありますね…。麻酔のチューブを入れなおすことも出来ますが、その場合、麻酔を一度中断します。しかも入れ直したとしても、また一部効かない可能性があります。それでも入れ直しますか?

………。絶句しました(泣)
子宮口ほぼ前回で麻酔切ったらどうなるんだろ。しかもあの辛い麻酔チューブの入れ直しをもう一回?でもやり直してもまた効かない可能性もあるの?こんな気持ちがぐるぐるしましたが、一部麻酔が効いていない中お産に進む不安もあり、麻酔チューブの入れ直しを決断しました。

13:00 麻酔のチューブを入れ直す

先生が来て、背中の麻酔のチューブを入れ直す処置をしました。やはり神経に触れる嫌な感覚はあったものの、なんとか耐えられました。一度麻酔は中断されましたが、チューブを入れ直してすぐに再開されたので、陣痛の痛みも耐えられる程度でした。

13:20 主人と合流

本当はだいぶ前に病院に到着していたようなのですが、コロナの制限があったため、分娩予備室への入室が許可されたのはこのタイミングでした。

13:30 麻酔が効く!

両足共に麻酔が効き、どこをつねっても感覚が無くなりました。勇気を出して麻酔チューブを入れ直してもらって良かったです。

14:00 分娩室に移動

分娩室は直前まで他の妊婦さんの分娩が行われていたようで、それが終わったタイミングで移動となりました。思ったより広い手術室で緊張しました…。

14:20 赤ちゃん誕生!

分娩室では、先生と助産師さんたちがいきみ方を教えてくれます。「合図するたびにこのあたりに力を入れて!」「目は閉じちゃだめ!」「そうそう上手上手!」といった感じで、初めてでも分かりやすい具体的な指示をしてくれました。お陰様で、筋力ほぼ無しの軟弱体質の私でもしっかりといきむことが出来たのです。そして痛みは全く無し。会陰切開もしましたが、これも全く痛み無し。

そしてトータル10回くらいのいきみで〝ずるんっ〟と赤ちゃん誕生!分娩室に入ってから出産まではわずか20分で、とてもスムーズでした。衛生病院のプロフェッショナルの皆様のお陰だと思っています。

生まれた子はすぐ横の台でいったんなにかしらの処置をされたのち、可愛い声で泣いてくれました。(可愛すぎて私も泣きました笑) その後すぐに分娩台の近くに赤ちゃんを連れてきてくれて、お顔を見せてもらうことも出来ました。更に胎盤も見せてもらいました(笑)

その後赤ちゃんは健康チェックのため新生児室へ。私はまた分娩予備室へ戻りました。

15:00 主人帰宅

この時はまだコロナの制限があったので、出産後の余韻を一緒に過ごすことは出来ず、主人はすぐに帰宅(泣)

16:20 水分解禁

ここまで喉の渇きに耐えられるか不安でしたが、出産のインパクトが強すぎて、喉の渇きなんて忘れていました(笑) だけど数時間ぶりに飲む水はめちゃめちゃ美味しかったです!

16:40 赤ちゃんと再会

健康チェックを終えた赤ちゃんを、看護師さんが分娩予備室に連れてきてくれました!お願いすれば、一緒に写真を撮ってくれます。私と同じベットに赤ちゃんを寝かして、15分くらい一緒に過ごすことが出来ました。落ち着いてまじまじと見る我が子はとても可愛かったです。

18:00 大部屋に移動

私は追加料金なしの大部屋を希望していたので、このタイミングで大部屋へ移動となりました。まだ麻酔が残っているとのことで、ストレッチャーに乗っての異動でした。

19:00 24時間ぶりの食事

このタイミングでやっと食事が解禁!24時間ぶりの食事はめちゃめちゃ美味しかったです。食事内容はもちろんベジタリアン。その時の食事は↓です。

献立は下記の内容でした。

・やわらか玄米ご飯
・中華コーンスープ
・ベジ酢豚
・湯葉のバンバンジー
・焼きのり
・ヨーグルト

肉や魚が大好きな私は「24時間ぶりの食事がベジタリアンなんて絶対足りない!」と思っていましたが、丁度いい量でした(笑) 疲れた体に染みる考え抜かれた献立だったと思います。

まとめ

今回は、東京衛生病院で経験した計画無痛分娩の入院~出産の流れを時系列にまとめました。

分娩にかかった所要時間は約8時間で、初産にしては比較的安産だったとのこと。一部麻酔が効かないトラブルや嘔吐など若干のトラブルはあったものの、現場のプロフェッショナルの皆様のお蔭でとてもスムーズなお産だったと思っています。しかも私の場合、麻酔が効いてからは赤ちゃんが出てくるまで本当に無痛でした。今の医療技術って本当に凄い…感動。

無痛分娩後の痛みや、バースプラン、かかった費用なども、また近々まとめたいと思っています。

今回の記事が、皆さまにとって少しでも参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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